岡崎譲二さん(士幌町・岡崎工務店)
東京で様々な設計に関わる
岡崎工務店は、国道241号線沿いの道の駅「ピア21しほろ」のすぐ手前にあります。1952年に創業、現在まで60年近い歴史を刻んでいます。派手な宣伝はせず、地域のお客さまを大切にしてコツコツと今まで歩んできました。
岡崎譲二さんは、高校卒業後東京の大学で建築を学び、そのまま東京の建設会社に就職しました。ビルやコンクリート建築物などを手がけ、一級建築士の免許も取得しました。
地域の人たちとともに
岡崎工務店は新聞にはあまり広告を出しません。またモデルハウスも作りません。
それでは、住宅の良さをどうPRするのでしょうか。
「建てていただいたお客さまは、気軽に家を見せてくれます。建てた家がすべてモデルハウスみたいなものです」と岡崎社長。
こうして縁を結んだお客さまとは、長いお付き合いになります。中にはおじいさんの家を建てた後、お父さんの家、娘さん夫婦の家と続けて依頼が来たこともあるそうです。
お客さまとのお付き合いでお互いが深く理解しあえば、良いプランができます。「デザインやプランはお客さま次第。お客さまのカラーに合わせて設計する」という考え方。
新築だけではなく、営繕やリフォームなどもコツコツ取り組んでいます。最近は、東京でのキャリアを生かして公共工事も受注しています。
「はじめから父親の後を継ぐつもりだった」という岡崎さんは、数年後に会社をあっさりやめて士幌町に戻り、当時父親が経営していた岡崎工務店を手伝い始めます。
「仕事の段取りは木造もコンクリートも基本は変わらない。東京で学んだことは、今の仕事に非常に役立っている」と言います。親子2人で営業に行くこともあったそうです。6年前からは社長に就任、地元・士幌町を中心に周辺市町までエリアを広げ仕事しています。
新住協加入でスキルアップ
新住協に加入したのは、断熱・気密施工の技術や考え方を深めたかったから。新住協が開発した新在来木造構法は会員以外にも開かれたオープン工法ですが、志の高い仲間と一緒に活動することで新しい技術の習得など刺激を受けています。
岡崎工務店 岡崎 譲二さん
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